先日、2018年6月14日~17日にHLB International Asia pacific Conference 2018に参加してきました。
当法人は2010年2月から加盟しているHLB International(世界150か国の事務所が加盟、本部ロンドン)の地域会議の一つです。開催地はスリランカのコロンボで、20の国と地域から参加者は50名を超え、Excellence through Unity(結束を通じた卓越性)をテーマに開催されました。
ゲストからは、スリランカ西部州政府の金融及び広報担当大臣による「持続的成長のために不確実性を乗り切る」、Hatton National Bankの社長からの「スリランカでの事業展開の方法及びアジア太平洋との連携の強化」と題する講演や多数のゲストを招いての「国際投資 ― 課題を機会に変える」パネルディスカッション、コロンボ国際金融センター「Port City」の紹介などが行われました。
また、デジタル化社会におけるサイバーセキュリティ―とインサイダーの脅威、アジアにおけるモバイルコミュニケーションの新しい傾向など興味深い講義がありました。特に「会計業界での女性」というテーマについては、明誠グループの女性パートナーや女性の幹部職員の少なさをどう変えていくべきかを考えさせられました。
さらに、HLBの現状と課題、各事務所からの現状報告、米国税務の最新情報、IT委員会や監査保証業務委員会からの報告など、事務所内に伝達・共有すべき貴重な内容や明誠の取り組むべき課題などが多くありました。
スリランカは食事もおいしく、カンファレンスの最終日には、古都キャンディと像の孤児院などを巡るツアーがあり、観光も堪能しました。
こんな私の英語でも忍耐強くコミュニケーションを図ってくれるHLBのメンバーに深く感謝するとともに、メンバーファームの一員として明誠の品質向上と改革及び事業の拡大の取り組んでいこうと決意を新たにしました。
武田剛