HLBは本年7月にドイツのフランクフルトで監査&税務国際会議を開催し、HLBに加盟する37カ国から215名のプロフェッショナルが集まりました。HLB有限責任監査法人からは、アジア太平洋会議に引き続き統括代表社員の武田が参加しました。
今回の国際会議は、現代のリーダーが直面する新しい環境への取り組みと題して、人工知能と監査、最新IT技術に対応する監査、アドバイザリー業務の新しい展開、及び高度な専門家を育成するための人材開発などのプレゼンテーションが行われました。
また、ゲストスピーカーであるJohannes Beermann博士(ドイツ連邦銀行執行委員)はEU加盟国の経済発展の現状を、Garry Figgings氏(Cloudpayの営業担当役員)は国際給与問題に焦点を当て、Cees Krijgsman氏(RiskCoのCEO)は、生命保険と銀行のグループ年金のプラン及び資産運用、Jamie Freiman氏(Rutgers)は会計分野の最新のテクノロジーを、David Coble氏(チリの外国投資庁のチーフエコノミスト)はチリの投資機会について講演しました。
監査部会では、例年通り、監査の課題が与えられ、テーブルごとにグループディスカッションを行いました。つたない英語で難しい監査テーマを議論するのはかなりつらいものがありましたが、非常に勉強になりました。
武田剛